2014(H26)年度
京都府高等学校バレーボール新人選手権
北嵯峨 × 京都翔英
Set-2
日時:2015(27)2月14日(土)
会場:太陽が丘公園体育館
さぁ、いよいよ第2セットが始まります。
「北嵯峨」が、このまま突っ切るのか、それとも「京都翔英」が意地をみせてくれるのか・・・
「北嵯峨」は、少し調子が上向いてきたのか、イイ形で得点します。
しかし、ネバる「京都翔英」は、ジリジリと「北嵯峨」のあとを追いあげます・・・
「北嵯峨」の小さなミスも重なり、気が付けば同点・・・
「おいおい、どうしたっていうんだぁ~、気合いを入れろぉ~ッ!」
そんな言葉をダミで叫んでしまったワタシッ!
追いつかれた「北嵯峨」は、気持ちを切り替えます。
「切り替えろぉ~、深呼吸だぁ~ッ!」
またもやダミ声を発してしまったワタシ・・・
前回の西京極でもそうだったのですが、「1番」のスパイクが決まりません・・・
どうやら徹底的に研究され、マークされているのでしょうッ!?
それでも、打って、打って、打ちまくる「1番」なのでありますッ!
「慎重にぃ~、丁寧にぃ~ッ!」
「ヨ~シ、ヨシ、その調子、その調子・・・」
おぉっと、今度はタイミングが合わなかったのか、打ちきれなかったぁ~ッ!?
「京都翔英」の猛攻の前に、ついに逆転を許してしまった「北嵯峨」・・・
「ヨ~シ、ヨシ、シッカリと着いていけよぉ~ッ!」
などと、勝手なコトばかりを叫んでいるワタシ・・・
お互いに点を取ったり取られたりのシーソーゲームが続いています・・・
そして遂に「京都翔英」が、「北嵯峨」を引き離しにかかったのですッ!
「おいおい、いったいどうしたっていうんだぁ~ッ!?」
「焦るなよぉ~、落ち着いてぇ~ッ!」
応援席から大きな声が届けられます。
もう、この点差を見ていると、胸はドキドキ、目はショボショボ・・・
呼吸まで荒くなってしまいます。
きっと血圧は180を超えているに違いありません・・・
「オレの健康のタメにも、頑張ってくれぇ~ッ!」
タイムです・・・
おっと、得点したかと思ったのですが、相手に点が入ったようです・・・
選手の皆さん、ゴメンなさい・・・
ワタシたちの応援が足りなかったセイで、こんな結果をまねいてしまいました。
次のセットは、我々も気持ちを入れ替え、目いっぱい応援しますので、どうか、どうか頑張ってくださいッ!
「いけぇ~、いけぇ~、き・た・さ・が、いけいけ北嵯峨ッ!」
結果として、「北嵯峨」は第2セットを落としてしまったのです。
目指すは「全国」・・・
気持ちを切り替えて、第3セットは、何がナンでも取って下さいッ!
「いけぇ~ッ、ブチ込めぇ~ッ!」