平成26年度 新人選手権から

準決勝・決勝

京都橘


準決勝は、紺色の「ウルトラマン」のユニホーム・・・


「頼む、明るい色を着てくれ・・・ 露出が取りにくいんだぁ~ッ!」

カメラのファインダーを覗きながら、そんな独り言をボヤいているワタシです。

「1番」のトスに、センターの「6番」が打つ・・・

っと思ったのですが、突如、レフトの「4番」が動きだしたのですッ!

相手ブロックは、センター攻撃がダミーだったことを察知して、慌ててレフトへと移動したのですが、やはり間に合わず、レフト攻撃を阻止するコトができません・・・

 

「京都橘」の巧妙で緻密な攻撃の前には、防御のしようがありません。

 

ん~、ベンチコート姿のメンバーの顔をヨ~ク覚えておくことにしましょうッ!

この先きっと、レギュラーとして大暴れしてくれるメンバーなのですから・・・

相手の動きを先読みして、ネット際を横移動するフットワークは素晴らしいッ!

 

 


「7番」がこのポジションにくると、さすがの「北嵯峨」も警戒するようですネェッ!?



ま、たまにはこんなコトもありますよネェ・・・

 

「さぁ、気持ちを切り替えて~ッ!」

 

 

おぉ、またしても「7番」のスパイクが相手のブロックを撃破したぞぉ~ッ!

 

「ん~、オジサン、今日から君のファンクラブに入るからネェ~ッ!?」

 

 

「ヨッシャ~、ブロックしたぞぉ~ッ!」



「1番」が上げたトスに向けて「5番」が走り出した・・・

レフトからの攻撃に備え、相手チームは2枚ブロックを準備ッ!

おっと、トスがライトへと流れたぁ・・・?

 

っと突然、ライト後方から「7番」が走り出したぁ~ッ!

相手チームも、そんな作戦を読んではいたのですが、1枚ブロックですッ!


長身を生かした「7番」のスパイクはブロックを避けて通過・・・

相手コートに突き刺さったのですッ!

ヨッシャ~、エエぞぉ~、作戦、大成功~ッ!

 

 

マッチポイントを迎えると、やはり余裕が出てくるのか、笑顔がこぼれます・・・

 

そして、ゲームセットとなり、喜びを全身で表現しますッ!

少しギゴチなさもあったように感じたのですが、やはり「京都橘」としての伝統と誇りを継承して、この新人選手権を制覇したのです。

 

おめでとうッ!

来年度こそ全国の頂点を目指してくれヨォ~ッ!

ワタシも目一杯、応援するからネェ~ッ!