2015(H27)年度
インターハイ
京都府南部予選
北嵯峨 × 洛 西
Set-1
開催:2015(H27)6月6日(土)
会場:西京極運動公園体育館
・・・・ ▶Set-2
いよいよ第1セットが始まります・・・
双方のベンチでは入念な打ち合わせが行われております。
いよいよホイッスルが館内に鳴り響きました・・・
「さぁ、イケェ~ッ!」
早速、応援席から大きな声援が飛んでいます。
キャプテンの笑顔が、試合直前の緊張感をほぐしてくれます・・・
「洛西」のメンバーも笑顔が見えますので、緊張はないようですネェ・・・
「洛西」2番のサーブで試合が開始されました・・
試合開始早々、「北嵯峨」11番の強烈な一撃が「洛西」ブロックを粉砕ッ!
そして「北嵯峨」はキャプテンのサーブです。
「洛西」のスパイクを2枚ブロックで封じた「北嵯峨」・・・
あぁ、「洛西」の強打が「北嵯峨」のブロックを突き破ったぞぉ~ッ!
っと、後衛のキャプテンが巧くフォローして、再び攻撃態勢を築きます。
そして「11番」が強打ッ!
さすがに1枚ブロックでは防ぎ切れなかったようです。
キャプテンのサーブが続きます・・・
今度はレフトからの攻撃・・・
「北嵯峨」が6点をとったところで、「洛西」がタイムを要求。
引き続きキャプテンのサーブで試合再開です・・・
ブロックされたボールをフォローして、再び「洛西」が攻撃・・・
ブロックをすり抜けたボールが思わぬトコロへ飛んで行き、フォローすることができません。
ようやく得点するコトができた「洛西」は、ここから弾みをつけて、続けて得点したいものです・・・
「頑張れぇ~ッ!」
「洛西」応援団はさらに大声を響かせます。
メンバー全員の気持ちを込めて「5番」がサーブ・・・
「北嵯峨」の5番がジャンプトス・・・
ほぼ同時に2番がジャンプ、っということはクイック攻撃なのかぁ~ッ!?
「北嵯峨」2番のジャンプがダミーであることを察知した「洛西」1番は、素早くボールが上げられた方へと走ります。
しかし「洛西」1番のブロックはわずかに間に合わず、「北嵯峨」13番のスパイクがすり抜けていくのです。
あぁ・・・
「洛西」1番のスパイクは、「北嵯峨」の2枚ブロックを突破・・・
「キャ~ッ!」
「洛西」応援席から悲鳴のような声が湧き上がっています。
「洛西」2番がレセプション・・・
あがったトスを再び「1番」が思い切って打ちこみます。
おぉ、またしても「北嵯峨」の2枚ブロックを撃破・・・
っと思われたのですが、ボールは無情にもラインを超えてしまったのです。
やはり「北嵯峨」2番のスパイクは強烈で、「洛西」の2枚ブロックをいとも簡単に突破・・・
「北嵯峨」1番のスパイクは、言うに及ばず“超ド級”で、2枚ブロックを難なく突破してしまう強さと迫力を備えているようです。
「洛西」2番が、ブロックをかわすように強く打ちこみます。
ボールはブロックの指先に当たってコースを変え、あらぬ方向へと飛んで行きます。
「洛西」は追加点をゲット・・・
応援席からは、さらに大きな声援が送られます。
リズムに乗ってきた「北嵯峨」は、次々に得点を重ね、ついに「20点」・・・
「北嵯峨」は、ついにセットポイント・・・
おぉ、またしても「5番」のジャンプトスとほど同時に「3番」が跳んだぁ~ッ!
ん~、これはクイック攻撃に違いないッ!
あぁ、またしてもトスがあらぬ方向へと向かっている~ッ!
しまった、ダマされたぁ~ッ!
「北嵯峨」の巧妙な作戦に、写真を撮っているワタシまでダマされ、「1番」がスパイクする決定的瞬間を逃してしまったぁ~ッ!
次からトリックプレーをする時には、ワタシにだけ分かるサインを出してくれぇ~ッ!
でないと、決定的な瞬間を撮り逃がしてしまう・・・
などとブツブツと独り言を口にしているワタシだったのです。
以上のように第1セットは「北嵯峨」が大差をつけて勝利しました。
「洛西」は、最後まで相手のペースにハマってしまった形で勝ちを逃してしまったのですが、続く第2セットでは、本来の自分たちのペースでプレーして、是非とも巻き返しを狙って欲しいと思っています。
「イケ、イケ、ら・く・さ・い、頑張れ頑張れ、洛西ッ!」
応援席からは、いまだに声援が送られています。
・・・・ ▶Set-2